今日はフランスに関することではなくて、外国語を勉強することに対する自分の考えを書こうと思います。
日本人にとって、” 外国語(日本語以外)を話す人”あるいは”外国に住んでいる人”=”国際的な人”と考えることが多いと思います。
実際僕自身もこのように考えていました。 でも、今はそう思っていません。
”外国語を勉強し他の民族、文化と交流を図ろうとしている人”=”国際的な人”と思っています。
例えばバイリンガルが日本語と英語を話す場合、それはただ単に母国語を話しているだけです。
また、ワシントンやニューヨークなどの国際機関で働いているアメリカ人は、母国で母国語で仕事をしているだけです。
別に国際的でもなんでもありません。
重 要なのは、自分と異なるものに対して理解をしようとするかどうか、また、そのために努力するかどうかだと思います。
別に上手く言葉が話せなくても国際的な 人はいくらでもいます。頑張ってジェスチャーで意思疎通を図ったり、
英語に自信がなくても困っている外国人を助けようとしたり。そういう人の方がよっぽど 国際的であると思います。
別に日本人で日本に住んでいるんだから、外国のことなんてどうでもいいだろうって思っている人もいるかもしれません。
でも、今日の日常生活で外国と一切関わりのない生活をおくることができるでしょうか?
中国製でない服を着ている人がどのくらいいるか? 中東から来ているガソリンを使っていない人がどのくらいいるか?
現在において外国との関わりを断つことはほぼ不可能だと思います。これからは世界全体で物事を考えなければいけないし、
ともに助け合っていくことが必要で す。そう考えると、今後日本に住む外国人も増えるであろうし、外国人と交流する機会も増えるでしょう。
もちろん意思疎通を図ろうとする意欲が一番需要です。でもそれだけでは上手く意思疎通はできません。
だから次に重要なのは語学の習得です。
僕は小学校での英語の必修に賛成です。理由は、早めから外国語に慣れておくべきであるから。
僕は中学校に入ったときに初めて英語を勉強しました。このとき、日本語をローマ字で書けばそれで英語になるんだろうな
って思ってました笑。世界では12~13才で外国語をすでに習得している人がいるなかで、僕は外国語がどんなものですら知りませんでした。
もう一つの理由は外国語取得には時間がかかるからです。僕は中学から大学まで英語を勉強しましたが、
大学2 年生くらいになってようやく英語を外国人と話せるようになりました。今でも初めて外国人のパーティに行ったときの事を覚えてます。
最後の最後までパーティ に行こうかどうか迷いました。すごく怖かった。ちゃんと話せるのだろうか?どんな感じなのだろうか?
でも、そのとき勇気を出してパーティに行って大正解でした。周りの人々が自分の気持ちを理解してくれて、優しく話しかけてくれました。
上手く話せないとき は日本語で話してくれたり、ゆっくり話してくれたり。あの日のおかげで、以降外国語を話そうという意欲がさらに湧きました。
で も、外国語習得はそうすぐには上達しません。毎日毎日英語のラジオを聞いてもなかなかわかるようにはなりません。
だからこそ早めに勉強を始めるべきです。 また、外国語習得は大変だからこそ意味があります。
外国人が日本に来てどのように感じるのか。上手く自分の言いたいことが言えないことがどんなに悔しい か。
外国語で考えたり話したりしているとどんどん疲れて、最後にはもう話したくないって思う気持ちとか。
僕 にとっては外国語を勉強したことで、今まで知らなかった苦しみをしりました。
今まで当たり前だったことがそうではなくなりました。そのおかげで、
「今自分 の見ている世界と他の人が見ている世界は違う」とか、「自分の知らない世界がいくらでもある」
ってことを頭ではなく、心で理解できるようになりました。
これはすごく重要だと思います。それが他人への優しさにつながると思います。
だから、外国語を勉強することを強くおすすめします。外国語を勉強すると、
より多くの人と意思疎通がとれるだけではなく、自分自身成長できるし、新しい何かを見つけることができます。
言語はいくらでもあります。インド・ヨーロッパ言語から、アジアの言語、アラビア系の言語など。。。
全てを完全に習得することは絶対に無理でしょう。だからこそ外国語習得の楽しみは尽きないと思います。
正 直言って、外国語の習得はすごくツライし大変です。「でも、その分大きな収穫がある」と自分に言い聞かせています。
今日この文章を書いているのも、正直自 分を奮わせるためです。そして、次はスペイン語を勉強しようかなって思って、
将来自分がスペイン語を話している場面を想像します。そうすると少しはやる気 が出ます!!
一緒に外国語の勉強を頑張っていきましょう
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