1) 3ヶ月以内の留学の場合
ビザの申請を行う必要はありません。短期的な旅行と同じ扱いになります。
パスポートを持ってフランスへ行けば、そこで入国スタンプを押してもらって終りです。
もし入国時に滞在の目的を訊ねられたら、「観光」と答えておきましょう。
「学業」の場合には基本的に学生ビザが求められるので、厄介な状況になる可能性が十分にあります。
ちなみに僕自身が2ヶ月ほどリヨンに行った際も、このようにビザは取得しませんでした。
あとは、自分の勉強したい学校を探すのみです。
大きな語学学校であれば、基本的に自分自身でインターネット上で申し込みをすることができます。
ただ、支払いの際にフランス国内(あるいはEU内)の銀行の小切手で支払うことを求められたりします。
その場合には、留学エージェントを通して申し込んだ方がよいでしょう。
もちろん自分で申し込んだ方が費用はかなり安く抑えることができます。
ただ、その場合には自分で航空券手配、海外留学保険の申し込みもする必要がでてきます。
ある程度語学(最低限英語)に自信がある場合には、自分で留学を組み立てていくことをおすすめします。
→僕自身の行ったことのある語学学校のページ
→現在通っているエコールのページ
→航空券手配のページ
→海外留学保険のページ
参考[大手の留学エージェント]
(これらの代理店を通して申し込んだことはないので、申し込む場合には、自己責任でお願いいたします)
・地球の歩き方 留学
・日仏文化協会
2) 3ヶ月以上の留学の場合
3ヶ月以上の留学の場合には、必ず学生ビザを取得する必要があります。
また、学生ビザ申請の前にまず Campus France というサイトで留学準備手続きをする必要があります。
(2010年より、この制度が始まりました)
これは、個人の語学留学でも、交換留学制度での大学へのでも、いずれにしても必要です。
この Campus France では、留学の計画表や高校での成績なども必要で、また面接も義務づけられています。
(一部交換留学制度の場合は免除される)
そのため、遅くとも渡仏3ヶ月前にはこのサイトでの登録を始めておいた方がいいです。
このサイトでは自分自身の情報や留学予定の登録に加えて、奨学金や教育機関の検索を行うことができます。
僕の記憶の中では、留学する前年の12月頃からこのサイトでの登録を開始することができるはずです。
詳しい手続き内容や必要な書類などはどのような留学をするか(語学留学、交換留学、正規留学)によって
変わってくるので、詳しいことはキャンパスフランスのサイトを参照して下さい。
→ Campus France
Campus France での手続きが終わると、次にフランス大使館(領事館)での学生ビザの申請を行います。
必要な書類を揃えてから大使館(領事館)に行き、申請します。これは本人が行う必要があります。
(ビザの受け取りに関しては、郵送での受け取りも可能)
ただ、一つ気をつけておかなければいけないのは、申請の日時の予約を事前にインターネット
(在日フランス大使館ホームページ上)でしておく必要があるところです。
つまり、申請したいからといって直接大使館(領事館)に行っても、予約がなければ申請できません。
この予約を取ることがなかなか難しく、自分の都合にあう日程をとるのが難しいです。
(申請の受付は基本的に平日の午前のみ)
なので、なるべく早めに大使館ホームページ上で申請の予約をすることをおすすめします。
大使館側からは渡航の最低3週間前には申請するように書かれているので、遅くても、
渡仏1ヶ月前にビザの申請 ← 渡仏1ヶ月半~2ヶ月前には申請の予約 ← 渡仏2ヶ月前には Campus France 手続き終了
となります。全体としては、渡仏の最低3ヶ月前には Campus France での登録を始めて、渡仏1~2週間前
にはビザが送られてくることになります。
ちなみにビザ申請中はパスポートを預けることになるので、旅行によく行く方は気をつけて下さい。
→フランス大使館の学生ビザのページ
3) ワーキングホリデーの場合
僕自身経験したことがないので、フランス大使館のページを参照して下さい。
→フランス大使館のワーキングホリデーのページの留学の場合
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