銀行口座 2011/06/08

こっちに来てから早めにやっておいた方がいいことの一つが銀行口座作りです。

フランスではなにかとカルトブルー(Carte Bleue)というキャッシュカードとデビットカードの両方の機能を兼ね備えたカードをよく使います。

買い物でも使うし、電車の切符を買うときとかネット で買い物をするときとか(外国のクレジットカードは受け付けてくれない時が多々あります)。。。

あと、特に大切なのが携帯の契約です。契約時にはこの Carte Bleueが絶対必要です。また、寮費を払う際にも小切手でよく支払うようです。

なので、フランスに長期に滞在するのであれば、銀行口座を作ることをおすすめします。フランスの銀行は主に、

Caisse d’Epargne

Le Credit Lyonnais

Credit Agricole

BNP Paribas

Societe Generale

などがあります。(他にも色々と地方銀行などはありますが)

これら銀行の中では大きな違いはないそうです。他行ATM での利用手数料とか、学生向けのキャンペーンなんかは少し違うようです。

ちなみにヴィシーのCavilamの学生だと(2011年5月現在)BNP Paribasで3年間口座維持手数料&Carte Bleue手数料無料。

Societe Generaleで1年間口座維持手数料無料。また、25歳!?以下の学生であればLe Credit Lyonnaisでも口座維持手数料は無料です。

フランスではキャッシュカードのATMでの引出(自行であれば)が24時間365日無料で、

また海外 (ヨーロッパ)でも一ヶ月3回以内なら無料になっています。その分年間口座維持手数料や

Carte Bleueの年間手数料(カードに関する保険のためだとか)がかかります。

ちなみに自分はまずBNP Paribasで口座を作りました(3年間全てが無料なので)。これが大大大大大失敗!!!

フランスではまず予約をとってから窓口に出向き口座を作りますが、窓口に予定の時刻に行って「予約があるんだけど」と言ったものの、

「そんな予約はありま せん!!」と言われこっちが勘違いしている様な雰囲気に。。。そこでこっちも負けじと5分ほど「

予約があるからちゃんと調べて欲しい」と粘ったところ、よ うやく重い腰を動かして同僚に聞いてみる。

そして調べてみるとちゃんと予約あるではないですか!!! ということで、その行員からの謝罪はもちろん!!

無かったものの、何とか口座は作れました。ふ〜、一安心。そして待つこと10日位、

ついに「Carte Bleueが近くの支店に着いたから取りに行って下さい」との旨の手紙が届く。

そこで少し気分高めに銀行に行ってみると、「口座内の金額が少ないからカー ドを渡せません!!」と言われる。

!? €400既に入れてある+今後も他の口座から自分で少しずつお金を移すと説明しているのに全く聞いてくれない。

しかも、「じゃあ最低いくら入れればカード を渡してくれるのか」と聞いたところ、「特にそういう金額設定はない」とのこと。

そこで、「じゃあ€1000入れるから、カードを渡して欲しい」と言うと 「それじゃ足りない」と返され、€2000もダメ。

「€3000は?」に対しては「OK」とのこと。そこでもう一度カードを渡してくれる最低金額があるの か確かめると、そんな設定はないとのこと。

おいおい、何か矛盾してないか? なんで設定ないのに€3000がキーになってんの? その人の感覚か!? とりあえず意味がわかりません。

€3000を入金しなければいけない理由がわからない&あまりにもこの銀行の対応が悪 すぎたために、BNP Paribas の口座は解約しました。

しかし、解約するときにも「Carte Bleueのカードを渡してくれなかったから」と言ったところ、そんな理由では解約できないと言われる。

???解約にも理由が必要なの??? 解約したいから解約するんじゃん。しかも「銀行のサービスが悪いから変えたい」

って言ってるのに解約できないとかあり得るのだろうか??? 本来なら謝るところなのに、何で逆に怒られなきゃいけないの? 意味が分かりません。

ものすごくイラツキました。まぁでもそこで文句をいくら言ったところでどうにもならないので、とりあえず他の理由を考えてなんとか解 約しました。

ちなみにホームステイ先のフランス人と一緒でしたが、彼らも全くこの銀行の仕組み/態度には理解できていませんでした。

ただ、「フランスの銀 行は結構問題が起こる」というのはよく聞くし、しかもこの話をフランス人の友達に言うと、

「フランスへようこそ:)」「それがフランスさ!!」とのことで す。僕自身こういう話は聞いていたし、ちょっとは覚悟をしていたつもりですが、

ここまでとは思っていませんでした。

ちなみに僕の友達は意外とすんなりと口座&カードを作れました。

親から定期的に仕送りが来るあるいは奨学金をもらう場合はいいそうです。あと、意外と支店/行員次第なので、

必ずしもこの銀行が悪いわけではありません(現にリヨンのBNP Paribasは結構いいらしい)。僕の体験談は一つの参考だと思って下さい。

ただ、個人的にはヴィシーであればBNPよりもLCLをおすすめします。LCLの行員さんは結構外国人にも丁寧に説明/接客してくれます。

ということで、結局Le Credit Lyonnaisで口座を作りました。また、Carte Bleueは国際学生証機能付きのものを選びました。

学生であれば、カード年間手数料は最初の一年は€1、その後からは年間€24です(キャンペーン期間 中にカードを作った場合)。

また、所属する大学/エコールがLCLと提携している場合、二年目以降も年間€1らしいです。ENPCも提携校の一つっぽいので

ちょっとパリに行ってから確かめてみようと思います。さらにパリのピラミッド支店には日本人の行員さんもいるということなので心強いです!!

あぁ何とか 銀行の問題が片付いてホットしています。

なかなかフランスの銀行は問題があるということなので、これから口座を作る人はちょっと覚悟した方がいいかもしれないです。

何かあっても、それが普通と思えれば少しは気分が楽になって耐えられます。

それが嫌であれば、パリのLCLかCaisse d’Epargne(こちらも日本人の行員がいる)で口座を作りましょう!! その方がまだいいと思います。

Shohei's Travels

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