前回に引き続き、今回も国際開発援助について書こうかと思います。
今回のインターンシップのお陰で、国際開発援助に携わる機関の関係性が分かってきました。
現地政府、ドナー、コンサルタント、コントラクター、商社などなど。
国際開発援助の仕事と一言に言っても、色々な携わり方があります。
金融なのか、技術なのか、建設なのか、資材調達なのか、、、
やはり就職活動前に、自分はどの立場で国際開発援助に携わりたいのかというのをはっきりさせておかないとなと思いました。
また、国際開発援助の将来を考えて就職活動をするとなったときに、フランス語を選択しておいて正解だったような気がしてきました。
色々な話を聞いていると、アジア(特に東南アジア)は基本的にもう発展してきており、インドネシアなどももう卒業じゃないか
といった感じだということです。
もちろん今後もまだまだ案件は出てくるでしょうが、日本国政府のODAとしてのプロジェクトは今後減っていく可能性があります。
アジアに限らず、全体として日本のODAは減少傾向であり、各企業は日本のODAを頼りに仕事をしていくのは困難になりそうです。
と考えると、他のドナー、特に世銀やアフリカ開発銀行などのアンタイドの案件をどれだけ取っていくかというのが重要になり、
数十年後にはこれら案件の多くがアフリカになる可能性は十分にありそうです。
また、プロジェクトの内容も、水資源、エネルギー、交通の分野が多くなりそうだということです。
やはり、アフリカの水資源ということを考えてフランスの土木学校での水分野での留学を選択したのは間違っていなかったのかもしれません。
ただ、将来的には銀行系の国際機関でも働きたいということになると、英語圏での公共政策分野や経済・金融分野の勉強も必要になって
くるのかもしれません。
このような将来のことを偉そうに言っていますが、実は今は久しぶりの夏休みのことで頭がいっぱいです。
特にないも課題もない休みというのはかなり久しぶりで、とても楽しみにしています。
フランスでの最後の夏休みになるので、ヨーロッパを思い切り旅行したいと思っています。
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