フランスの学生ビザ(18歳以上で3ヶ月以上の滞在)申請には、残存期間が15ヶ月以上で、
かつビザ貼り付け用のページが残っているパスポートが必要です。 そのため、申請前にパスポートの残存期間を
十分に調べておく必要があります。また、15ヶ月以上残存期間があっても、留学帰国時までパスポートが有効でないと、
フランス国内の日本大使館で更新する必要があります。その際には取得したビザも失効してしまうため、
いずれにしても残存期間が少ない場合にはパスポートを更新しておく方がいいでしょう。
ただ、原則的にパスポートの更新は、
①残存期間が一年を切っている人
②ビザのページが足りない人
③紛失した人
④ICチップのないパスポートを現在持っている人
などが対象であり、一年以上残っている場合には更新できません。ただ、事情を言えばパスポートの更新が認められます。
実際の僕の例で言えば、パスポートセン ターで「通常の手続きを行う+渡された用紙にパスポートの更新が必要な理由を書く」
ということで、更新ができました。ただ、証明書類も必要なので、留学先 の学校から届いた入学許可書と、
ビザ申請には15ヶ月以上の残存期間のあるパスポートが必要であると書かれた大使館の書類(ウェブサイトに上がっているもの)
を見せました。後はパスポートセンターの職員の人に口答で事情説明+入学許可書の記載内容の説明(フランス語と英語のみだったので)
をしました。それほど通常の更新と変わらずにできました。
フランス留学の際にはCampus Franceというサイトで事前登録をしてから職員と面接をし、その後ビザ申請ができるという仕組みなので、
パスポート申請/更新を含めて、なるべく早めに手続きをした方がよさそうです。
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