フランス政府給費留学生制度 2011/02/26

ついに先月フランス政府奨学金の結果が出て、無事合格できました!一安心です:)

ただ、まだフランス外務省の最終承認が必要なので、100%もらえるというわけではないですが......

とりあえずこの奨学金(理系用2011-2012)の概要は、

[対象]

・フランスの大学で修士/博士/ダブルディグリーの予定

・理系

・学生なら1981 1/1以降生まれ

・ポスドクなら1976 1/1以降生まれ

・日本国籍かつ二重国籍でない

・学生なら学士以上の学位取得(または取得予定)

・ポスドクなら博士号取得

などの条件があります。

[給費内容]

・旅費(往復航空券エコノミークラス)

・学費をフランス政府が全額負担

・生活費767ユーロ(学生)

・生活費1374ユーロ(ポスドク)

・社会保険料

です。生活費/社会保険料は学生で10ヶ月、ポスドクで12ヶ月支給されます。

[選考手順]

1.書類審査(10月)

2.面接試験(11月)

3.フランス外務省での最終承認

といった感じです。2.面接試験の内容などは、ブログ記事二つ前の「フランス政府奨学金」に書いてあります。

この奨学金ではいくつか気をつけておいた方がいい点がいくつかあります。まず、最初の書類審査時に

フランスの受入大学からの入学許可書が必要です。この書類の提出期限が9/17(2010)だったので、

早めの8月中には入学許可書がもらえるようにしておいた方がいいです。しかも、8〜9月は院試などがあり忙しく、

またフランスはバカンスの時期でなかなか書類/連絡のやりとりが上手くいかないので、早めの準備をおすすめします。

次に、フランス外務省の最終承認です。この奨学金は基本的に9月からの留学を前提としてるので、

面接試験の合否:1月中

フランス外務省の最終承認の為の書類提出:3月中

フランス外務省からの最終承認:5月中

日本を出発:8月末

といった流れになっています。今回僕はもう4月初めからフランスに行って語学学校に通う事になっているので、

上のように時間をかけて手続きをすることができません。そこで、事情をフランス大使館の方に言って、

全ての手続きを早めにやってもらうことにしました。

また、この最終承認がないと給費留学生としてビザ申請(普通よりも提出書類が少ない&申請費用が免除)ができないので、

フランス外務省承認のための書類は合格決定後すぐに準備した方がいいです。

この時期も卒論発表と重なっているので、かなり大変です:(

フランス政府給費留学生制度はこんな感じです。なかなか手続きは大変ですが、

学費/渡航費/生活費/社会保険を負担してもらえる(+キャンパスフランスでの手続きが一般に比べて楽)

というのはかなり大きいです。

今回は理系のことのみに言及しましたが、文系用のものもあり、実際はそっちの方が規模が大きいです。

ただ、倍率は高く選考基準がかなり厳しそうです。

詳しくはフランス大使館のホームページを参照してみて下さい!

Shohei's Travels

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